資源関連ビジネスランキング
2005年3月期の資源関連ビジネス(金属、エネルギー)収益ランキング
()内は当期利益に占める資源関連の比率です。
1位 三井物産 1160億円(68.2%)
2位 三菱商事 940億円(51.5%)
3位 住友商事 281億円(33.2%)
4位 丸紅 257億円(62.4%)
伊藤忠 257億円(33.0%)
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三井物産、三菱商事の2台巨頭がこの分野でも実力は群を抜く。
この2社には資源関連ビジネスにおける長く投資してきた歴史があり、資源権益が他の総合商社に比べ莫大である。原油、石炭、鉄鉱石といった資源・エネルギー価格の歴史的高騰により、この差が大きな形となって数字に表われているといえるだろう。
また“利益に占める資源関連の比率”の小さい住友商事、伊藤忠商事にも注目すべき。この後発2社は必然的に他の分野に力を注ぐことになるが、伊藤忠は繊維分野、住友商事は川下分野に早くから取り組み、大きな成果を上げている。