三菱商事が首位独走
【三井物産を引き離し首位独走】
大手商社の決算が軒並み躍進。ITバブルの頃、インターネットの普及で「中抜き」が喧伝され、商社の危機がささやかれていたのがウソのようだ。各社共通の牽引事業は、やはり資源・エネルギー関連。資源価格高騰という恩恵はもちろん、景気回復基調で各対面業界の取引も総じて好調なのである。
中でも突出した利益を上げているのが、資源・エネルギー分野に強い三菱商事。三菱商事は三井物産とともに『商社の二横綱』と言われてきたが、現在は三菱商事が独走状態。一強といっても良い状況なのだ。